こんにちは。
瀬戸病院 病棟助産師です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
2020年も残りわずか…病棟ではクリスマスソングが流れ始めたりと、
年末年始の足音が近づいてきています☆
今年の冬は、南米ペルー沖の海面水温が上昇する「ラニーニャ現象」が発生している影響で、
日本列島は去年のような暖冬とはならず、冬らしい寒さになる見込みとのこと…
雪も降るかもしれませんね。
気温が変化することで一番心配なのは、やはり体調を崩しやすいということです。
特に妊娠中は、お腹の赤ちゃんの成長に伴って母体の体調も変化します。
つわりや腰痛など様々な症状が現れることで、体力的にも精神的にも疲れやすくなります。
この冬の寒さにも負けない身体づくりのために…
今回は「ハーブティー」のお話をします。
ハーブティーが妊婦さんにやさしい理由はたくさんあります。
その1、胎児に影響があるとされている「カフェイン」が含まれていない
その2、ノンカロリーなため、体重管理にもやさしい
その3、ハーブティーのもつ香りや味わいでリラックス効果があり、良質な睡眠につながる
その4、自律神経の働きを調整し、体の免疫力を高める
その5、ビタミンや鉄分など栄養補給できる
私自身も気持ちを落ち着かせたい時や便秘が気になる時などは、寝る前にローズヒップティーを飲むようにしています。
また風邪予防やアレルギー症状を軽減する効果のあるルイボスティーもよく飲みます。
妊娠中に接種しない方がよいと言われている種類のハーブもあるので、
「ママ用ブレンド」のような形で売っているものを購入するのがお勧めです。
また妊娠の時期によって飲みやすい種類も変化すると思いますので、ご自身のペースで試してみてはいかがでしょうか。
現在、病棟では感染対策を継続しながら、短時間ではありますが立会い分娩を実施しています。
皆様が毎日の検温や体調管理に協力して下さっているおかげで、今日まで再開することができていると感じています。
本当に有難うございます。
引き続き、免疫力を高めウイルスに負けない身体づくりを心がけていきましょう。