理事長挨拶Chairman's Message
地域の周産期医療を支え続けて約70年
心身をケアする「親身なトータルサポート」
が信念です
瀬戸病院 理事長瀬戸 裕
1949年に開業して以来、当院は地域の周産期医療を支えてまいりました。不妊治療からエコーによる検査、出産や育児の悩みを相談できる助産師相談室、母親同士が交流できる各種教室など、出産前から産後の全期間において、心身共にケアする丁寧なトータルサポートが特徴です。婦人科、乳腺外科、小児科、内科も設けており、婦人科疾患の治療・検査のほか、糖尿病の治療・予防、乳幼児発達や小児心臓など、専門の医師による高度な治療も提供しています。
また、所沢市医師会で周産期医療問題協議会を立ち上げ、地域の周産期医療の安定のための活動も続けてきました。そのかいもあり今では、患者さまを東京の病院に送ることなく、ほとんどの周産期医療が県内で完結できるようになっています。
これからの周産期医療は産婦人科の医師と看護師に加え、小児科や麻酔科といった他科、他医療機関とも力を合わせて取り組んでいく必要があるでしょう。それらの関係者と顔の見える関係を作りながら、今後もしっかりと地域を支えていきたいと思っております。