医療法人 慈桜会 瀬戸病院

瀬戸病院ブログ

各クラスの様子や栄養科から季節のレシピなどをお伝えいたします。
2020.10.28 病棟より

妊婦さんへ 病棟助産師よりメッセージ7

皆さん、こんにちは!

病棟助産師です。

 

ちょっと前までは、暑い暑いと言っていたのに、最近は朝や夜は寒いくらいになってきましたね。

皆さん、風邪などひかないようにお体に気を付けてお過ごし下さいね。

 

さて、現在、瀬戸病院では看護学生、助産師学生が実習に来ています。

これを読んでいただいている方の中には、すでに協力して頂いた方もいるかもしれません。

ほとんどの学生さんが産科という初めての領域に触れ、大変良い学びが出来ています。

ご協力有難うございます。

 

 

そして私は、毎年学生さんが実習に来ると、毎回、自分の学生だった時、そして助産師になりたての新人の時を思い出します。

 

初めて助産師学生として、お産を見学したとき、

『あぁ、母親ってすごい…』『赤ちゃんってこんなに力強く泣くんだ…』と、とにかく圧倒されたこと。

 

初めて助産師学生としてお産を介助したとき。

とにかく緊張していて、ほとんど動けず、指導者さんに二人羽織をしてもらい介助したのですが、

結局、指導者さんが介助したこと。

でも、無事に生れたことにすごくすごく感動したこと。

受け持たせてもらった産婦さんから、「ついていてくれてありがとう、心強かった。」と言ってもらった時には、うれしくて助産師に絶対なるぞって思わせてくれました。

 

 

嬉しかったこと、楽しかったこと、辛かったこと、苦しかったこと、様々な経験を実習を通して学び、助産師として働きだし、助産師を続けているのは、赤ちゃんの力強い産声を聞くのが好きだから。

そして何より、赤ちゃんとの初対面の時のお母さん、お父さんの顔を見るのが好きだから、です。

 

そんなことを私は学生が来るたびに毎年思い出し、確認しながら、現在は実習指導をしています。

毎回、初心を思い出させてくれる学生さんたちに感謝ですね。

一人でも多く、産科って素敵!お産が大好きだー!!っという学生さんが育ってくれるといいなぁと思います。

 

今回は妊婦、産婦、褥婦の話ではなくてごめんなさい。

では、皆さんと病棟でお会いできるのを楽しみにお待ちしています。

 

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