9月に入り、依然30℃を超える日もあり夏の疲れが出る頃かと思いますが、
みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?
先月のブログでは水分補給についてお話しましたが、その中で甘い飲み物やアイス・そうめんやうどんなど糖質に偏った食事ばかりしているとビタミンB1をたくさん消費するので疲れやすくなる・・と書きました。
疲れとビタミンの関係、今回はビタミンBについてお話します。
そもそも「疲れている」とはどんな状態なのでしょうか?
私たち人間の体は60兆個以上の細胞から成り立っており、それらの細胞は食べたものの栄養素をエネルギーに変えて活動しています。
このエネルギー生産が十分に行われなくなると、エネルギー代謝が低下してしまい疲労を感じる(=疲れている状態になる)と言うわけです。
そこで重要な役割を果たすのがビタミンB群です。
ビタミンB群の主な働きは、エネルギー代謝の補酵素です。
エネルギー源や体の構成成分となる糖質・たんぱく質・脂質を摂取してもビタミンB群が不足していると体内の代謝はスムーズに行われません。
(ビタミンB群とは・・・? ビタミンB1・B2・B6・B12・パントテン酸・葉酸・ビオチンの8種類)
いずれも、エネルギー代謝に働きかける疲労解消の素となるため全部を上手に摂りたいところ・・・
しかし、ビタミンB群は水溶性のため、一度にたくさん摂取しても尿中に排泄されるため、
毎日・毎食コンスタントに摂りたい栄養素のひとつです。
「ビタミン」と聞くと、野菜や果物に含まれているイメージですが、ビタミンBは野菜などにも含まれていますが、肉や魚などのたんぱく源に多く含まれます。
みなさんの食事に足りていますか?
では、ビタミンB群の働きと含まれる食品について説明しますね
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ビタミンB1
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糖質をエネルギーに変える
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穀類の胚芽・豚肉・レバー・豆類
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ビタミンB2
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脂質をエネルギーに変える
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レバー類・乳製品・うなぎ・納豆・葉野菜類
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ビタミンB6
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たんぱく質を別の物質に変えたり、
エネルギーを作ったりするのに働く
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魚類・レバー類・バナナ
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ビタミンB12
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神経細胞の修復
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レバー類・貝類・魚類
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ナイアシン
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皮膚の働きを助ける
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魚類・レバー類・ピーナツ
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パントテン酸
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ストレスへの抵抗力をつける
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レバー類・鶏肉・アボカド・魚類
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葉酸
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細胞分裂や成長を促進する
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レバー類・葉野菜類・枝豆
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ビオチン
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皮膚や髪・神経を健康に保つ
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きのこ類・種実類・卵類・魚介類・レバー類
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肉体疲労からストレスまで、様々な角度で疲労に効果的なビタミンB群。
メニューを選ぶときや献立を考えるときの参考にしてみて下さい。