皆さん、こんにちは!
病棟助産師です。
ちょっと前までは、暑い暑いと言っていたのに、最近は朝や夜は寒いくらいになってきましたね。
皆さん、風邪などひかないようにお体に気を付けてお過ごし下さいね。
さて、現在、瀬戸病院では看護学生、助産師学生が実習に来ています。
これを読んでいただいている方の中には、すでに協力して頂いた方もいるかもしれません。
ほとんどの学生さんが産科という初めての領域に触れ、大変良い学びが出来ています。
ご協力有難うございます。
そして私は、毎年学生さんが実習に来ると、毎回、自分の学生だった時、そして助産師になりたての新人の時を思い出します。
初めて助産師学生として、お産を見学したとき、
『あぁ、母親ってすごい…』『赤ちゃんってこんなに力強く泣くんだ…』と、とにかく圧倒されたこと。
初めて助産師学生としてお産を介助したとき。
とにかく緊張していて、ほとんど動けず、指導者さんに二人羽織をしてもらい介助したのですが、
結局、指導者さんが介助したこと。
でも、無事に生れたことにすごくすごく感動したこと。
受け持たせてもらった産婦さんから、「ついていてくれてありがとう、心強かった。」と言ってもらった時には、うれしくて助産師に絶対なるぞって思わせてくれました。
嬉しかったこと、楽しかったこと、辛かったこと、苦しかったこと、様々な経験を実習を通して学び、助産師として働きだし、助産師を続けているのは、赤ちゃんの力強い産声を聞くのが好きだから。
そして何より、赤ちゃんとの初対面の時のお母さん、お父さんの顔を見るのが好きだから、です。
そんなことを私は学生が来るたびに毎年思い出し、確認しながら、現在は実習指導をしています。
毎回、初心を思い出させてくれる学生さんたちに感謝ですね。
一人でも多く、産科って素敵!お産が大好きだー!!っという学生さんが育ってくれるといいなぁと思います。
今回は妊婦、産婦、褥婦の話ではなくてごめんなさい。
では、皆さんと病棟でお会いできるのを楽しみにお待ちしています。