医療法人 慈桜会 瀬戸病院

瀬戸病院ブログ

各クラスの様子や栄養科から季節のレシピなどをお伝えいたします。
2020.7.27 病棟より

妊婦さんへ 病棟助産師よりメッセージ6

こんにちは、瀬戸病院 病棟助産師です。

 

毎日蒸し暑い日々が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

梅雨明けが待ち遠しいですね。

 

梅雨が明けると急に暑くなりますが、夏を過ごす妊婦さんは大変です。

私も9月に出産をしたので夏の間は暑くて大汗をかき辛かったのを思い出します。

そこで今回は夏を過ごす妊婦さんについてお話したいと思います。(Mothers Lesson P.10~を参考に)

 

 

 

妊娠してから疲れやすくなったなー。と感じた事はありませんか?

妊婦さんは基礎代謝量が非妊時より上がっているため疲れやすくなります。

疲れたなぁ、と感じたときは赤ちゃんからの「まま、休んでね~」のサインです。

横になったり、短時間のお昼寝をしてみて下さいね。

 

 

 

 

また、汗をたくさんかくので熱中症にも気を付けて下さい。

 

妊娠全期間を通して水分補給を心掛けましょう。

妊娠中むくみが気になり水分を控えてしまう方もいらっしゃいますが、むくみ=水分摂取ではないので暑い夏は特に水分をしっかり取りましょう。ノンカフェインのお茶もたくさんの種類があるので色々な味やフレーバーを楽しんでみるの良いですね。

 

 

そして、妊婦さんは体温も上がり汗をかきやすいのでこまめにシャワーを浴びたり下着は綿など吸湿性の良いものを選び、こまめに変えて清潔に保ちましょう。

今はお家時間も増えているかと思います。空調を上手に活用して快適に過ごして下さいね。

 

しかし、体を冷やし過ぎてしまうとおなが張りやすくなってしまいます。

夏場でも裸足は避け、足首を冷やさないように靴下を履いたりレッグウォーマーをつけたりしましょう。

外出の際は羽織れる物を持参し、空調の強い場所では調節が出来るようにすると良いですね。

 

 

足首の近くに三陰交(さんいんこう)と言う女性に大切なツボがあります。

 

私はここをシャワーの時に大きめの洗面器にお湯を張り足を浸けて髪を洗ったりしていました。

 

 

腹帯を着ける事もおなかの保温・保護・安定には良いのですが、必ずしも着けなくてはいけないものではありません。

夏の暑い時はずっと着けているのもあせもが出来てしまったりと不快な事もあります。

必要に応じて調節しましょう。

腹帯を着けなくても、ショーツはおへそが隠れるマタニティーショーツを履いておきましょう。

 

 

 

お産に向けて体力作りや体重コントロールも大切ですが、暑い中外へ出るのは大変です。

今、この世の中の状況では難しいですが、Mothers Lesson p.3839を参考にして頂きお家トレーニングを楽しんでみて下さい。

 

 

これから更に暑くなりますが体調を崩さないように残りのマタニティーライフが少しでも快適に楽しく過ごせますように。

 

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