こんにちは。
瀬戸病院 栄養科です。
今年は、7月21日が「土用の丑の日」でした。
そもそも、「土用」とは??
立夏・立秋・立冬・立春直前の役18日間の「期間」を示す言葉だそうです。
そして、昔の暦では、日にちを十二支(子・丑・虎・卯…)で数えていたので、
「土用の丑の日」とは、土用の期間に訪れる「丑の日」のことをさしているのです。
土用は毎年違うので、土用の丑の日も毎年変わります。
夏のイメージが定着している土用の丑の日ですが、実は、季節ごとにあることになります。
夏バテ予防を兼ねた、「土用の丑の日」
ことしは、まだ「梅雨明け」にもならず、夏バテはまだまだ先のようですが…。
当院では、季節感を味わっていただきたくて、「彩りうなぎご飯」の提供をいたしました。
ことしは、「フードロス」の考え方もあってか、あまり大々的な宣伝もなかったように思いますが、
「ひつまぶし風」なご飯は、お家でも真似しやすいと思います(^o^)
(ちなみのことしは二の丑の日もありますよ。8月2日です。)
「彩りうなぎご飯」… ご飯にタレとわさびを混ぜ、ごぼうをピーラーで切り、タレで煮付けたものに長芋・のり・錦糸卵をトッピングしてうなぎを飾っています。
「冷たい酢の物」… 酢の物の合わせ酢をゼラチンで固めて、見た目も涼しく
「すまし汁」… トマトを加え、夏らしさを
ランチョンマットかわりに、土用の丑の日についての説明も添えてみました。
病院での「うなぎ」の献立に患者様も喜んでいただけたようです!
患者様の声(アンケートより)
見た目も素敵で、味も優しく美味しかったです!今日入院初日で、手術が不安でしたが、素敵な夕食で気持ちが明るくなりました。有難うございます!そして、お品書きとトレーの上の説明もあり、「へぇ~」と言いながら食べて、学びもあったので、一人でも楽しい食事でした。
うなぎ、軟らかくてとても美味しかったです。家にいても土用の丑の日でうなぎを食べるなんてことはしていなかったのに、まさか入院中に食べられるとは思っていませんでした。今日も手の込んだ美味しいごはんを有難うございました。