医療法人 慈桜会 瀬戸病院

瀬戸病院ブログ

各クラスの様子や栄養科から季節のレシピなどをお伝えいたします。
2022.5.18 病棟より

妊婦さんへ 病棟助産師よりメッセージ18

こんにちは。病棟助産師です。

 

5月といえば、月初めのゴールデンウィークが、毎年の恒例行事となってますよね。
今年は例年とくらべ、帰省が緩和され、これを機に今まで我慢していた旅行であったり、実家等に帰省であったり、様々な場所へ行かれた方もいるかと思います。
わたしはというと、期間中の休みの日は、現在妊娠中のため、ベビー用品を見に行ったり、散歩したりとのんびりしておりました。

 

 

連休や、楽しいことの後ってなんとなく疲れやすかったり、五月病とまではいきませんが、なんかやる気がでないなんて日もあると思います。

 

 

妊娠中の方や、育児中のママさんは特に、環境や体調の変化の影響が起きやすいです。

 

 

妊娠期間中はホルモンの影響で気分の浮き沈みが激しくなりやすく、また妊娠前と同様に動けない、思うように体がついていかないなど、ちょっとしたストレスを抱えやすいです。家事をこなすのがしんどくなったり、今まで気にならなかったことにイライラしてしまったり、趣味など楽しかったことがあまり楽しく感じなかったり。以前の自分と違う変化に戸惑う方もいらっしゃるかと思います。
育児中のママも同様に、ホルモンバランスも影響する時期もありますが、育児中は何かと自分のことを我慢しがちのため、疲れやストレスを知らず知らずのうちに溜め込んでるしまいます。肩凝りや頭痛などありませんか。
それは体からの疲労のサインです。

 

 

ストレスや疲れは溜め込む前の対策や対応が大事です。いくつかご紹介しますので、試してみてください。

 

・気分転換をしてリフレッシュする

やる気が出ない、体がだるいと感じる時は、当日の家事等は必要最低限にし、自分のためだけの時間を作りましょう。趣味に取り組んでみる・散歩やストレッチ、軽い運動をする等、好きなことをする時間を作ると、リフレッシュにつながります。
私はゲームが好きなので、夫と一緒にオンラインでプレイしてストレスを発散しています。集中すると気づいたら時間が経っていることが多々ありますが、大事な時間になっています。
また、散歩や買い物に行くときに、将来子供と来るなら……や、この公園良さそうだなぁ……等考えながら歩いたりすると、何気ない風景がとても楽しく映りますよ。

 

・身体を休ませる

気分転換をしようという気分にならないほど、疲れている場合は、家事・育児を家族に協力してもらい、しっかり休養をとりましょう。体を休めて疲労を回復することに専念することも時には大事です。
私も疲れてできないときは夫にお願いして、早めに寝るなどして回復を図っています。

 

 

・自分にも周りにも完璧を求めない

日々の家事や育児・仕事など、タスクは無限に湧いてきますが、全てを1人でこなそうとしたり、完璧に仕上げようとすると、出来なかった場合のストレスが大きくなります。妊娠・出産・育児は決して1人で背負うものではありませんので、夫や家族、時には地域の手を借りながら、無理のない範囲で行いましょう。
私も1度、家事のことで夫とぶつかりましたが、今となってはいいきっかけだったと思います。それを境に家事のやり方や分担について改めて話し合い、ストレスが少なくなりました。

 

妊娠中の方・もうすぐお産になる方・育児中の方、どの場面でも、話を聞いてほしい・これで合っているか不安等ありましたら、ぜひご相談ください。スタッフ一同、支えになれるよう尽力します。

 

私自身も皆さんと一緒に、妊娠・出産・子育てと、肩に力を入れすぎず、頑張っていきたいと思います。

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